シロウトのシロウトたる所以

国民が政治に求める世論調査では、「景気・雇用・年金」の3トップが常に上位を占めている。安倍政権は、各種世論調査で何故か安定した支持率を維持しているが、こういった国民のニーズを満たしている訳ではない。まず、「景気」において、日本の2016年の名目GDPは、例の嵩上げ策発動前の推計値で504兆円と微増傾向にはあるものの、20年も前の実績値(1997年/523兆円)を遥かに下回る水準でしかない。また、サラリーマンの平均年収も、2015年は420万円と、1996年の461万円を大きく下回ったままだ。次に、「雇用」に関して、昨年11月に厚労省が発表した「就業形態の多様化に関する総合実態調査」によると、パートや派遣などの「非正社員」が占める割合が、初めて全体の40%に達し、1990年辺りの20%という水準と比べて倍増しており、まともな職業に就ける確率は、確実に狭まりつつある。しかも、ようやく一流企業に...

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