金融不安定性仮説と日本

昨日予告しましたとおり今日は、金融緩和によってだぶついているお金がもし資産バブルを形成するとどうなるか?について書いていきます。ここで引用したいのはハイマン・ミンスキー(ポストケインズ主義)が提唱した金融不安定性仮説です。主流派経済学はお金をモノとして捉える商品貨幣論に立脚してますので、金融も「モノとモノが交換されているだけ」と捉えます。つまり実体経済と金融経済という風にわけず、一つの市場として捉えていると言えます。 しかしミンスキーの提唱した金融不安定性仮説では、実体経済と金融経済の2つのお金の流れがあると考えます。1970年までは実体経済が主、金融経済は従の関係だったのですが、新自由主義の台頭によって金融の規制緩和が進んだ結果として2008年のリーマン・ショックが起こるわけですし、それ以前もアジア通貨危機などおおよそ10年に一度くらいは必ず金融危機が起こったわけです。しかも資...

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