④基軸通貨の意味について

④基軸通貨の意味について

現代の貨幣とは、紙や、銅やニッケルといった金属に「標記価値のものと交換できます」と書いてあるだけのものです。それは、必ず表記価値のものと交換できるという国民の信用を得るならば、何でも貨幣になるということでもあります。そして、また、国民の信用を得るならば、誰でも、例えば、大富豪か誰かが何らかの信用力をもって何らかの素材で貨幣を作り出すことが出来ることをも意味しています。どこかの誰かがそういうことで貨幣を発行できるとなると、その誰かが経済を支配することが出来るようになります。経済を支配することは、国家を支配するということでもあります。そこで、政府は、貨幣発行権を国家主権の行使者である政府の独占的権利とし、政府以外の者が貨幣を発行することを禁止しました。政府が通貨発行権を保持しているのに中央銀行が貨幣を発行しているのは、政府が中央銀行に権限を委任しているからであっ...

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