②反新古典派経済学・反新古典派総合・反ニューケインジアン

②反新古典派経済学・反新古典派総合・反ニューケインジアン これからの経済学では、理論や政策をあれこれいじって、見た目の美しい料理の配膳を見せることが重要なのではなく、理論や政策の一つ一つに何が潜んでいるかを発見することが重要です。つまり、毒見が必要です。ケインズの発見の重要な点は、制度的枠組み(および、それからもたらされる国民の心理)が貯蓄性向や消費性向に影響を与え、景気循環が引き起こされるという一点に収斂されます。この世には科学的で合理的な人間というものは存在せず、まず政府の定めた制度によって、思考や感情が支配され、その中で国民性が形成されます。この世にはそういう人間が存在するだけです。ケインズの人間観は、マルクスの唯物史観に通じるものがあります。ただし、人民による生産手段の共有の可能性に関するスタンスが異なります。生産手段の(所有者の意志が反映されるという意味における所有権の...

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