毛虫はモノを騙るなかれ

世に経済論は数あれども、まともに検討に値するものはごく稀だ。なぜなら、世に蔓延る自称経済論のほとんどは、“経済”とは何かという基本ルールを知らぬまま、己の観念論や、べき論を騙っているにすぎないからだ。「経済」という語句を検索すると、『経済とは、人間が自分達の生活環境をよくするために行う活動で、サービス・商品の生産・分配・消費・浪費などをすることによってお金を循環させること。また、それらを通じて形成される社会関係である。元々は中国の古典の言葉、経世済民。世を経(おさ)め、民を済(すく)う、の意味である。(ニコニコ大百科)』と説明されている。ここで重要なポイントは、①民(国民)の生活向上に資するための活動であること②商品やサービス生産活動とそれらの消費活動との間断なき循環を指すこと③お金は生産と消費との循環に用いる道具に過ぎず、消費であれ、浪費であれ、その行為の清濁よりも循環という行為そのもの...

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