⑥労働者を犠牲にする自由貿易

労働者を犠牲にする自由貿易

まず理解しておかなければならないことは、企業競争力が大事だと言うのは国際競争においてのみであり、国内においては全く問題にならないということです。国内においては、勝者も敗者も日本人です。失業者を増やすことは、好ましいことではありませんので、国内では、共存共栄をモットーとし、企業競争はあまり激しくしないほうが良いのです。したがって、安倍政権の言っている企業競争力とは国際競争力のことに他なりません。国内の企業間で競争して買ったり負けたりすることは、マクロ的に見てどうでも良いことであり、単なる混乱に過ぎません。国内では、企業競争力などは政策のテーマになり得ないものです。しかし、国際競争力というテーマの登場によって、政府が企業競争力に関与する大義名分が出来ました。そして、現在、企業競争力を強化せよと言う大号令が世の中を席巻しています。企業が生き残れなければ、雇用も...

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