創作寓話:宇宙人と新自由主義

「大統領、閣下にお会いしたいという緊急のメッセージが届いております。」
「なんじゃ、今は夏季休暇中だぞ、いったい誰からのメッセージなんだ。」大統領は海外から取り寄せたワインを片手に食事中だった。
「ケンタウルス座アルファ星の外交官からだそうです。」
「うは、げほげほ・・・。」大統領は飲みかけのワインが気管に逆流してむせてしまった。
「な、なんだと、本当なんだろうな。」
「本当らしいです。何しろすでに大統領公邸の庭にUFOが着陸しています。」
「おえおえ・・・。」大統領は今食べた高級牛肉ステーキを全部吐き出してしまった。
「なんと窓の外におるではないか、こ、これは・・・・まるでチンドン屋のようなケバイ宇宙船だ。」
「はい、何でも、アルファ星は銀河系最大の商業惑星だそうで、常に宇宙船には山積みの商品を満載し、広告のネオンサインを10光年先までまき散らしながら移動しているそうです...

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