②ケインズ主義と新自由主義の対立

ケインズ主義と新自由主義の対立

新自由主義は、古典派経済学や新古典派経済学の精神的支柱である、制限のない弱肉強食の競争の結果の優勝劣敗は神の思し召しであり、「神の見えざる手」によって自然にしかるべき勝者が決まることによって、他の階級との調和(他の階級の奴隷化)が図られ、最も適正な資源分配が実現するという価値観を持っています。新自由主義は、世界は少数のエリートによって支配されるべきとする思想であると言い換えても良いでしょう。そのため、国家論としては、国家というものを無くし、自分たちが直接に人民を支配するという理想を持っています。これは小さな政府論、夜警国家論などと呼ばれ、国民を守る国民政府の権限を出来るだけ小さくする方向性を持ちます。類似の思想に、無政府資本主義、自由市場無政府主義があります。古典派経済学や新古典派経済学がどのようにして生まれてきたかを知ることは、それほど重要なことで...

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