②インフレなき政府債務拡大の終着点は格差拡大

②インフレなき政府債務拡大の終着点は格差拡大

インフレなき政府債務拡大の終着点は格差拡大です。それはつまり現代の日本の姿そのものです。インフレにもならず、そして、名目GDPが横ばいであるにも関わらず、政府債務が8000兆円にも拡大することは、何やらそら恐ろしいものを感じますが、この恐ろしさの行きつく先にあるのは、デフォルト(債務不履行)ではありません。それはみんな判っています。インフレにしない為の手段は、市場からの貨幣量の回収ですが、この場合の貨幣は、「物価に影響を与える貨幣量」または「活動する貨幣量」のことです。「活動する貨幣量」は、消費に関しては、各所得階層別の消費性向にしたがって存在し、投資に関しては国や自治体の公共投資や企業の設備投資に存在します。一方で、富裕層に貨幣が集中すれば、流動性の罠や流動性選好などの分析が示すように、貯蓄傾向が高まれば、消費性向に従う「活動する貨幣...

ご支援くださる方はクリック→