野放図な資本主義の末路

主流派経済学の言い分では「自由市場に任せれば全てうまくいく!」となっておりますが、この言い分は正に「既得権益をぶっ壊せば上手くいく!」とか「9条さえ守っていれば戦争にならない!」とかの思考停止と詭弁です。21世紀の資本という著書で日本で有名になったトマ・ピケティの”200年分の統計”によると、資本主義を野放図に放置した場合、資本収益率(r)>経済成長率(g)という式が成り立つのだそうです。これは資本主義を野放図にしておくと、超絶格差社会になる、ある意味で中世の階級社会以上にひどいグロテスクな世の中になる、ということを示唆しております。 この「グロテスクな世の中」という表現は、トクヴィルの議論を借りるとこういうことです。トクヴィルによると中世の階級社会の中で平民は、だれも自分たちが貴族と同じ人間とは認識していなかった。つまり厳然とした「階級社会における階級のアイディンティテ...

ご支援くださる方はクリック→