財源論は終わりにしよう

先の国会で平成29年度の補正予算が成立したばかりだが、総額はたったの2.7兆円と、あまりにも小粒で情けなくなる。だが、これとて国民から、バラマキだの、無駄遣いだの、国会議員や公務員の給料削減が先だのと、アホな批判に晒されるありさまだ。筆者は、以前から、機能的財政論に基づく積極的かつ持続的な財政金融政策の発動を主張してきた。なぜなら、我が国には、政策論を放り出して財源論に固執したがる緊縮主義が蔓延るせいで需要力が消失しかけており、それを養分とする供給力や技術力(=国富)が著しく弱体化していることに強い危惧の念を抱いているからだ。「財源論はもういい、そんなくだらぬ話は聞き飽きた。もっと国民や企業が豊かになる話をしよう!」というのが筆者の議論の起点であり、その要点を外した愚者と議論する必要性なんて1ミクロンたりとも感じない。機能的財政論は、歳入の財源として「貨幣増発が主、税金や社会保障料などは従...

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