財政出動をと市場は叫び続けている

はい、コテヤンです。
新自由主義者やグローバリストはとかく「市場原理主義だ!市場が最優先なのだ!」とお経のように唱えますが、その市場が「政府は財政出動を」と叫んでおります。

日本の国債の長期金利はいまや0.1%とこれまでにない「超低金利」に突入していますが、これは別に昨日今日の話ではありません。
この20年間「緊縮財政だ!」「規制緩和だ!」「自由競争だ!」と日本政府が愚にもつかない政策に明け暮れた結果、デフレが進行し不景気のスパイラルと0成長が続いたと言っても過言ではありません。

金利が低くなるということはどういうことか?と言うと単純に「日本政府はもっと借金しても大丈夫なんだよ?というかしてよ!そして景気を良くするためにお金を使ってよ!」という市場の叫びにほかなりません。

市場そのものが日本政府の借金を「安全な借金です。もっと借りられます。」と証明し続けているわけです。

考えてみますと、どこの金貸しが「こいつ飛ぶかもしれんわ…リスクあるから低金利にしといたろか」なんていいますか?
普通はリスクがあるなら高金利になるはずですね。

新自由主義者やグローバリストは「市場が優先!」と言いながら自らの愚かな理論(と呼べない愚論)とイデオロギーのために市場の叫びを無視し続けてきました。
彼らの愚論と愚かしさは国債の長期金利低迷という「現実におこっている現象」によって否定されているわけです。

新自由主義・グローバリズムの理論的限界はもうすでに、日本において20年前から観測され、そして2008年のリーマン・ショックを経て確定的に明らかになったわけです。

しかしながら現在の安倍政権は未だに「緊縮財政」路線であり、竹中平蔵をはじめとするグローバリストの傀儡政権に過ぎません。
合成の誤謬という「マクロとミクロをごっちゃに考える」感覚が、国民のみならず国のエリートたる政治家にまで「勘違い」をさせているのでしょう。
つまり「不景気だから企業も個人も政府もすべて節約だ!」と一見正しく見える欺瞞によって日本総不幸化路線へ一直線に突き進んでいるわけです。

根本的な「国」というものの命題を忘れたまま。

「国」とはなにか?
我が国日本の憲法によると「国民の生命、財産、領土」を守るべき存在のはずです。
そしてすべての国民は「最低限の文化的な生活」が保障されているはずです。
今や我が国日本は不景気・デフレによって長時間労働とコストカットと苛烈な競争によって、まるで「奴隷、いやそれ以下」の環境ではないでしょうか?

国民が豊かに生きていけない国の政治を、人は悪政と呼んだのですがその悪政を支持していては永遠にこのループから抜け出すことはありません。

最後に一つだけ皆様に問います。
「貴方は豊かに暮らせていますか?」


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  • charleyace

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