保守とは何か

こんにちは、皆さん。

今日は「保守とは何か」についてお話させてください。まず端的に言うと「保守」とはその名の通り「急激な変化や根本的な変化は、いかなる方向であっても厭だ」という立場の事です。駄々をこねる子供のようですが、本来そんなもんです。だから、「保守」なら「戦後レジーム」すらも変えるのが面倒くさいとなるはずです。なぜなら「戦後レジーム」に浸っていた方が恩恵を受けられましたし(今までなら・・そう20年前までなら)変える必要もなかった。

ところがここへきて、特にこの10年、「改憲論」「大東亜戦争」「核武装論」「戦後レジームからの脱却」が叫ばれるようになりましたね。一昔前なら世間にこんなことを言うものなら、急進的な左翼と言われ、(右翼かな?)差別の対象になりました。

そう、この10年が異常だったのです。この10年で日本の政治は「急進的」「進歩的」な方向に舵を切りました。経済では20年前からですが。

エドマンド・バークという方は、「フランス革命の省察」にて次のように述べたようです。『まずもって、よほど深刻な弊害が生じない限り、国体(=国の基本的なあり方)の変更に踏みきってはならない。そして変更を行う際にも「問題のない箇所はそのまま残す」という先達たちの手法を踏襲することが望ましい。国体の見直しとは、古くなった建物の修復工事を行うようなものだ。新しく建築する部分も出てくるだろうが、元の設計ができるだけ保たれるよう、十分に配慮した方がいい』

バークによれば、そのような場合に重要なのは、1.状況をよく見極め、軽率に行動しないこと。2.不測の事態に備え、万全の用意をしておくこと。3.臆病なくらい慎重であること。の3点を述べました。

翻って今の日本の政治経済状況はどうでしょうか?臆病なくらい慎重になっていますか?不測の事態に万全の準備をしていますか?

私にはそうは見えません。

とにかくTPPにしろ、憲法にしろ「前へ前へ」もう前のめりになって進んでいるように目るのです。非常に危険です。我々国民は何とかこの流れを止めなければなりません。


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「保守とは何か」のコメント一覧

  1. 1
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    思えば戦後をリードしたのは、というよりも戦後から日本は進歩的(新しければよい)という風潮が蔓延してますね。

    和食とは「伝統の中で新しい味を模索する」のだそうです。
    その姿勢に我々も見習いたいものです。

  2. 2
    やまねろん  :

    >TPPにしろ、憲法にしろ「前へ前へ」もう前のめりになって進んでいるように目る
    「(生存のために)環境に適応しないと大変だ!」という強迫観念に突き動かされているのかもしれません。その場合

    ・その環境変化は作為的なものであるのか、自然のものであるのか
    ・作為的ならば、どういう意図が隠れているのか
    ・環境変化に適応する必要はどの程度あるのか
    ・強迫観念に囚われてしまうのは何故なのか

    ここら辺を考えて整理するように心掛けないと、何度でも似た罠に嵌まるでしょうね。

  3. 3
    まさ まさ  :

    >>やまねろんさん  おっしゃる通りだと思います。

  4. 4
    まさ まさ  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん  高橋さんの板前の経験が出できましたね。