フランスの教育制度を日本も取り入れるべし

西日本新聞において、子どもの貧困を考えるキャンペーンとして掲載された「いま、学校で」という記事が話題を呼んでいるようです。

読者からファクスやメールなどで約50件の意見が寄せられ、転載されたヤフーニュースにも9千件を超える書き込みがあるなど、非常に人々が関心を寄せているとの事です。

私も読んだのですが、正直「怒り」ですね、この感情は。

一体何やっているんだと。親の懐具合で子供の教育に差が出るような前近代的なやり方をしてんじゃないよと。狂ったように金融緩和してマネタリーベースだけ増やして、この有様かよと。ぐじゃぐじゃ能書き垂れている前に、教育に予算回せよと。その予算を選挙対策だか何だか知らないが、各家庭にちまちまばら撒く手間考えたら、教育現場にそのお金回せよと。教育を受ける子供たちが身一つでそのまま学校に行くだけで全てが整っているようにすればいいじゃないかよと。それが財政政策になり、内需の拡大にもつながるだろと。日本の将来は一体誰が支えるんだよと。子供達じゃないかよと。そのための先行投資にお金けちってんじゃねーよと。

・・・言葉が非常に悪くなりました。すみません。

それで、参考になる教育をしている国はないか、ちょっと調べてみました。すぐに見つかりました。

フランスでは「徹底した平等教育制度」があるそうです。小、中、高、大と公立学校は授業料が無料であり、教科書は貸出、鉛筆やノートも支給されるそうです。そして遠足のバス代は市が払い、修学旅行は端からないそうです。そして学校外の勉強を必要としない教育カリキュラムを作り上げていて、学校外の塾そのものがフランスでは需要がなく、あまり見かけないそうです。

日本では年間平均、学校教育費が幼稚園で約131624円、小学校で約55197円、学校外活動費が幼稚園で約80556円、小学校では208575円もかかるのに引き換え、フランスでは幼稚園、小学校共に学校教育費が約7000円、学校外活動費が約42000円なんだそうです。

だからこそ、日本で良く聞く「教育費がかかるから二人目はあきらめた」と言った類の話は聞かないそうです。

まぁ、これはフランスの良い面であり、もちろん悪い面も多く存在するのは間違いありません。ですがフランスは核兵器を持つほどの国でありながら、年間の文部予算が国防予算を上回るというのですから、これを讃える事は当然といえるでしょう。

きちんと自国の国防を考え核兵器をも配備しつつ、なおかつ将来の自国の繁栄に欠かすことが出来ない子供たちへの配慮も怠らない、そういう国になりたいものです。今、フランスは難民問題やユーロの問題に苛まれていますが、そういった教育制度の基、教育を受けた子供たちが自国を誇りに思わないはずがありません。きっと、彼らの手によってフランスは今の混迷から立ち上がるに違いありません。

西日本新聞  「いま、学校で」

http://www.nishinippon.co.jp/feature/tomorrow_to_children/article/224803

マダムリリー 「貧しくて学べない」フランスの教育にニッポンが学ぶべきこと

Japan-In-depth  「(フランス子育て事情)補助金よりも教育費の負担の低さが出生率向上に貢献?」

http://japan-indepth.jp/?p=4450


このユーザーがいいねしています

  • コテヤン@どうやら管理人

「フランスの教育制度を日本も取り入れるべし」のコメント一覧

  1. 1
    noranekoma のらねこま  :

    元記事を読みました。なるほど、こういう家庭だとおカネを支援してもダメなので、教育に関わるものをすべて現物支給するのが現実的なのですね。あと食事も。それにしても、昔はこんなにひどい話は聞いたことが無いです。やはり失われた20年(緊縮財政)で日本は相当に破壊されたようです。

  2. 2
    コテヤン@どうやら管理人 コテヤン@どうやら管理人  :

    元記事見て涙出てきましたよ。
    この記事見りゃ、言葉がきつくなるのも納得ですわ。

    塾のくだりで思ったのですけど、塾が必要ってのはなんか変ですよね。
    とどのつまり国が必要十分な教育を学校でしてないって話なのかもしれません。

    そういえば塾が流行り始めたのも1990年くらいだと思うんですよね。自分の記憶を辿ると。
    6歳上の姉が中3でやたらと塾に行きたい!と言っていたような。
    ・・・まぁうちは由緒正しき貧乏家系だったので塾なんぞは行かしてもらえませんでしたがw
    (私は勉強が好きじゃなかったので、むしろ塾に通え!と言われたほうが苦痛だったと思いますので感謝してるんですけどw)

  3. 3
    baiannmidareame やす  :

    >>のらねこまさん

    そうなんですよね~。現物支給ならば本当に必要なところにお金が使われますから、安心なんですね。ただ、業者選定などが難しいかも知れませんが・・・私的にはその地域に会社がある零細・中小企業の持ち回りがいいかと思います。

    この20年は、日本人の拝金礼拝を正しいものであると洗脳してきた20年ですから、日本人そのものの思想壊滅が無視できないレベルに達してしまったのでしょうね。

  4. 4
    baiannmidareame やす  :

    >>コテヤン@どうやら管理人さん

    仰る通りです。

    公教育を受ければ等しく高レベルの教育を得られるようにすべきなんです。結局教師の数など予算なんですよ。このような財政問題は民間のレントシーカー達(この場合は公教育で本来ならば得られるものを財政問題を理由に受けずらくさせて、民間の塾などで賄わせようとする目論見)にとって打ち出の小づちですからね。

    ホント、そのような私益を追求する多くの者達によって、貧しい家庭の子供たちが犠牲になっているという構図ですよね。