③対外純資産で政府債務を返済するというアイデアの間違い

③対外純資産で政府債務を返済するというアイデアの間違い 平成25年の統計で、日本の対外資産の保有高は、政府部門161兆円、民間部門636兆円の合計797兆円となっています。外国もまた日本に対して貿易や投資の目的で日本円を取得していますから、同様に、日本に対して資産を保有していることになります。これが、日本側から見れば対外負債となり、日本の対外負債は政府部門98兆円、民間部門374兆円の合計472兆円となっています。対外資産と対外負債の差額325兆円が対外純資産となります。政府部門の保有する対外資産は外貨準備金と呼ばれます。民間部門の対外資産はそのままの呼び方です。本来は、外貨は日本が持っていない資源や生産物を輸入するためのものなのですが、政府がそれらを輸入して国民に販売すると民業圧迫になりますから、仕方なく、政府は為替介入のときにでも役立てようと外貨準備金として外貨を保有しておき...

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