外国人労働者増加は東北復興に逆行する

 東日本大震災の被災地では水産加工業などに従事する外国人労働者(技能実習生)が震災前と比べて大幅に増え続けているそうだ。多くのメディアは好意的に報じるが、これは由々しき問題なのである。  
  技能実習生の受け入れで被災地の人手不足を補うのはその場しのぎにしかならない。技能実習生は期限が来たら母国に帰ってしまうので長期的な人材確保には全く役に立たないのだ。  技能実習生に頼ると、途上国の経済発展などにより実習生が少なくなった場合、被災地の産業が成り立たなくなる恐れがある。  「だから正式な労働者として外国人を受け入れるべきだ」という意見も出ているが、震災の時に日本に住む多くの外国人が出国したことからもわかるように、ナショナリズムを共有しない外国人が非常時でも担い手となるとは限らない。また、母国に仕...

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