④搾取の問題を解決できないマルクス主義

④搾取の問題を解決できないマルクス主義 マルクス経済学の基礎は、投入された労働の量によって商品価値が決まるという労働価値説にあります。労働者は、この商品価値つまり労働価値を受け取るのではなく、資本家の取り決めたわずかな労働力の対価を受け取るに過ぎません。労働価値が労働力の対価を上回る分が剰余価値と言われ、剰余価値が利益の源泉であるとされています。この利益は、他の誰でもない労働者からの搾取であるということになります。一つの企業の中で剰余価値に当たるものは、売上から仕入れ費と賃金を支払った残りですから、利益、利払い、地代の合計になります。だから、労働者が働いて創り出した剰余価値は、利益、利払い、地代に分配されていることになります。しかし、一つの企業の中で一定の量の生産が行われていたとしても、商品の単価も、売上も一定ではありません。すると、労働者が働いて創り出した剰余価値も一定のもの...

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