東日本大震災から5年、国土条件を考える

本日は東日本大震災からちょうど5年。あの大きな大きな震災で亡くなられた方たちに哀悼の意を捧げます。

さて、我々が住んでいる日本という国の国土条件は時に震災や台風等々の災害が襲う国です。
豊かな四季と海に恵まれた反面、古来から天災は度々起こり日本人は天災とのつきあい方を考えながら歴史を刻んできたのだと思います。

例えばヨーロッパでは石造の住宅が昔は一般的で発達してきましたが、日本では木造建築が発達してきました。
その理由は?と問われるとやはり天災による被害からの素早い復旧、復興が必要だからという理由なのではないでしょうか?

また石造建築は頑丈だが大きな地震に対して脆いようです。
日本の木造の五重塔だとかには免震構造が施してあるようで、竹のようにしなやかに作られているそうです。
こういったところからも古来から日本人は、地震と向かいながら暮らしてきたと言えそうです。

では我々日本人はこれからどのように地震と向き合っていくべきか?
国土条件として地震という要素がある以上、どうすればいいのか?どのように国土を作っていくべきなのか?
こういったことを3.11にもう一度問い直さないといけないと思うわけです。

藤井聡教授が面白いことを仰っておられました。
「旅行とかに言って田園風景を見て『自然ってええなぁ…』言うてますけど、田園ってそもそも人の手が入った人工物ですからね?日本に人の手の入っていない自然ってほんとうにごく僅かですよ?我々日本人はそうやって昔から日本という国土を色々工夫して作ってきたんです」

なるほど、全くその通りでいつの間にかこういった「当たり前のこと」を我々日本人は先人の遺産として認識してないような気がします。
先人たちが残した遺産を受け継ぎつつ、どうすればより良い国土が作っていけるのか?防災減災はどうするのか?こういった議論が今まさに必要になっていると思うわけです。

そして国土に対して投資をするのだから、必然的に成長が生まれていくだろうと思うわけです。
「クニノシャッキンガー」という議論や緊縮財政の議論というのは色々おかしくて、その1つが「投資を減らしてルール(規制緩和)だけ変えて成長する!」という事です。
どんな企業であれ投資をしないことには成長なんぞあり得ませんし、それは国も同様です。

国土への投資を減らして20年間「経済がぁぁぁ…」と相当おかしなことをやって来ましたので、ここらへんでいい加減に気付いて国土への投資を活発化し、日本人が安全、安心して暮らせる国を未来に残していきたいものです。

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