②財政均衡論の愚かさ

②財政均衡論の愚かさ

貨幣は物々交換の手段ですから、生産物の量に見合う貨幣を提供しなければ、結果的に物々交換が出来なくなり、経済が成り立たなくなります。貨幣を仲立ちとしたモノとモノとの交換が順調に行われ、自分の欲しいものが手に入り、生産が報われるようになると生産が増加して行きます。生産が増加して貨幣の量がそのままなら貨幣中立説のイメージで物価が下がって行きます。つまり、デフレです。デフレ圧力には、生産の増加だけでなく、市場の貨幣の偏在があります。この市場の貨幣の偏在をもたらすものとして、貨幣の集中という現象があります。経済活動というのは、生存競争または種族保存本能が基礎になっていて、自然に搾取が目的となっています。よって、経済活動が活発になると、貨幣の集中が進みます。搾取が悪いということではありません。ロシアや中国の社会主義の実験では、搾取の欲望を否定すると、人間は働かなくなるという...

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