②世界同一賃金というタワゴト

②世界同一賃金というタワゴト 国家間の賃金の相違は、外国為替相場の問題に収斂されます。賃金を同一にしようと思えば、通貨間の交換比率を賃金が等しくなるように変えれば一瞬にして出来ます。しかし、外国為替相場は購買力平価つまり物価を基準にしていますから、外国為替相場を現在のままにして、賃金だけ同一にしようというのは、投資家の虫の良いタワゴトにすぎません。購買力平価を基準とするとは、2国間貿易では、同じモノなら自国と同じ価格かそれより安くなければ輸入しませんから、2国間の為替相場は2国間の同じ商品を大体同じ価格にするように、貨幣価値が均衡することです。世界同一賃金化がタワゴトである理由は、この外国為替相場を変えて賃金を同一にするのではなく、外国為替相場を今のまま、つまり、購買力平価を今のままにして、賃金だけを同一にしようとすることにあります。通貨間の交換比率を賃金が等しくなるように変えた...

ご支援くださる方はクリック→

「②世界同一賃金というタワゴト」のコメント一覧

  1. 1
    noranekoma のらねこま  :

    世界同一賃金って、マルクスの「労働価値説」が根拠なのでは?
    そうであれば、マルクスの「剰余理論」に基づいて、企業の利益はすべて没収すべきです。