①搾取の規制と所得再分配

搾取の規制と所得再分配

労働者またはサラリーマンにとっての全盛期は、冷戦期とダブる産業資本主義時代であったということが出来ます。産業資本主義という用語について語られることは少ないのですが、一般的に、産業革命で工場による大量生産が可能となることによって誕生し、工場という大量生産部門が経済活動の中心となった体制のことを言います。産業資本主義において特筆すべきは、労働者が主役であり、その主役の座は労働組合による労働運動という闘いの中で勝ち取られたものであったということです。工場経営者が、顔の見える会社所有者として工場を経営する中で、労働者は、時には、激しいストやピケなどの活発な労働運動を行い、そのことによって、政府が雇用の適切な法規制を行わざるを得なくなり、労働者は活路を見出すことが出来たのです。国家の中で誰が一番偉いかというと、それは法律によって決まります。法律は強制力であり、そこに、労...

ご支援くださる方はクリック→