③マルクス主義からケインズ主義への転換を

マルクス主義からケインズ主義への転換を

どんなに貨幣の増刷によって再分配をやろうとも、生活用品が必要最低限の生産しか出来ないのであれば、国民の生活が良くなることはありません。そして、民間側に生活物資の生産を増大させる機能が無いにも関わらず、貨幣の再分配だけをやればインフレが起こります。共産主義のソ連でも、ゴルバチョフ政権下では、労働者への給与を野放図に上げて行ったせいで、お金を持った国民が限られた生産物である生活用品に殺到しインフレになりました。ソ連では、いくら需要が増大しても、供給を刺激して生産を増大するというシステムが無いので、いたずらに貨幣を供給するだけとなり、インフレになるのです。デマンドサイドを重視する政策が有効であるのは、あくまで、需要の増大すなわち市場に流通する貨幣の増大が、国民の生産の意欲を引き出すという資本主義の特質が存在するからです。経済成長しなくても、つまり単純...

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