②富裕層の貯蓄の増大に対する批判

②富裕層の貯蓄の増大に対する批判 ちなみに、銀行から借りて設備投資するという信用創造による投資は誰でも出来ることですが、他の者が設備投資に参加することを快く思わない勢力が存在します。それは富裕層と呼ばれる人たちです。設備投資の競争相手がいなくなれば、富裕層の持っている資金の価値が高まり(資本の希少性)、それによって、利益率を高めることが出来ます。株式の売買は既存の生産設備の所有権の売買ですから、新規の設備投資ではありません。株主は、生産設備による生産で利益を上げ、その後、生産設備そのものの売買でも利益を上げるのです。富裕層は金本位制の下でハッピーな経験をしています。金本位制の下での投資においては、お金の発行量が制限されていて、銀行もうかつに信用創造できませんでしたから、富裕層の貨幣の貯蔵(貯蓄)にしかその当てがありませんでした。だから、資本の蓄積が必要ということで政府も資本の蓄...

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