江戸時代の総需要不足

水曜日は、みぬさよりかず氏による経世済民・建築論です!


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経世済民・建築論『江戸時代の総需要不足』

前回のエントリーで江戸時代の人口が、概ね三千万人程度で停滞した件に関して、食料生産の観点から人口停滞に到ったとのコメントを頂きましたが、私はそれとは異なる見解を有しています。理由は、江戸町人地の遺跡から大量の「酒とっくり」が発掘された事を知っているからです。酒の原料は、当然ながら「お米」です。

貧しく結婚もままならなかった江戸の庶民ですが、酒は自由に手に入れる事が出来ました。これは比較的安価に酒が手に入った証です。仮に人口が伸び悩む程に米が不足する状況であれば、酒などの嗜好品に大事な米を使うなど出来なかったでしょう。また全国津々浦々に地酒がある事も全国的な米余りを示唆します。

恐らく各藩は米の需要不足に悩み販路を切り拓く為に積極的に酒作...

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