②個人金融資産は政府債務の原資とは言えない

②個人金融資産は政府債務の原資とは言えない

個人金融資産がどのように増えて行くかを考えたとき、最初の源流は貨幣発行による政府支出であり、最後に行き着く先が個人金融資産であるという因果関係があります。政府支出の乗数効果を考えたとき、乗数効果は無限等比級数の和であるわけですが、そこで、初期投資1に対して、公的固定資本形成をa、限界消費性向をrとすると、乗数効果の無限等比級数の計算式は、Y=aarar^2ar^3...Ar^n=a/(1-r)となります。(ただし、n→無限、^nはn乗と読みます。)この計算式において、aは政府投資の内の公的固定資本形成、ar、ar^2、ar^3...ar^nはいずれも個人消費です。政府投資の内の公的固定資本形成と個人消費の裏で、貯蓄に回る部分について言えば、第1項aの裏で(1-a)が貯蓄に回り、第2項arの裏でa(1-r)が貯蓄に回り、第3項ar^2(2乗)...

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