政府債務残高の対GDP比率という指標は諸刃の剣

政府債務残高の対GDP比率という指標は諸刃の剣 先日(平成29年4月30日)の産経新聞の一面に、藤井聡氏が、「政府は平成32年度までにプライマリーバランス(政府の基礎的財政収支)の黒字化目標を撤回し、政府債務残高の対GDP比率を減らすことを重視すべきだ」という提言を行い、安倍晋三氏も国会答弁を通じてこれと同様の考えを示し始めたという記事が掲載されました。http://www.sankei.com/politics/news/170430/plt1704300005-n1.html政府債務残高の対GDP比率が重要だとする意見は以前からありましたが、無視され続けて来ました。とはいえ、この度の安倍晋三氏の心変わりが、財政均衡主義を放棄したということではありません。政府債務残高の対GDP比率を減らす方法も、政府債務を相対化するだけで、基本は財政均衡主義の一種です。藤井聡氏の趣旨としては、...

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