②中央政府に苦情を言わない地方の首長と議員

②中央政府に苦情を言わない地方の首長と議員

国民経済および国民福祉の計画を立てるのは中央政府ですが、実際に住民と向き合って実施するのは地方自治体という関係が、国と地方、中央政府と地方自治体の基本的な関係になります。そして、中央政府の政策の欠陥を最も真近で観察できるのは、現場にいる地方自治体の首長と地方議員と職員です。しかし、地方自治体の首長と地方議員と職員は、中央政府が経済政策に失敗し、挙句の果てに福祉政策をサボタージュし、徐々に困窮しつつある自分の自治体の住民を見ながらも、全く異議申し立てをしません。地方の政治家が中央政府に対して異議申し立てをしない第一の理由は、住民の境遇に関心を持っていないと言うことがあります。新しい市長は、通常、自分が市長になった記念となる事業を案じなければならないと奮発します。大抵は、何か市民が喜ぶようなことということで、国や県から公共投資の予算を取って来た...

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