②近代税制と新自由主義税制という二つの対立する税制の闘いの場としての地方税制

②近代税制と新自由主義税制という二つの対立する税制の闘いの場としての地方税制 新自由主義者は、低所得者と地方住民に対して税制による搾取を強化しようとしています。税制による搾取というと意外に思われるかも知れませんが、もともと、税は、歴史的に見ても、支配者が領民を搾取する主たる手段でした。というか、支配者が領民を搾取する手段を税と呼んだと言うべきでしょう。その君主政治に反対し、国民主権が唱えられ、国民の普遍的な幸福の為に成立したものが近代税制なのですが、冷戦終結とともに、社会主義勢力の圧力から解放された資本家、投資家、債権者からなる富裕層が、労働者からの搾取の手段の一つとして、再び税を利用し始めたのです。とは言え、富裕層が直接その税を取得するのではなく、管理通貨制度の下でインフレの抑制手段である税という位置づけが明確になったときに、その負担を労働者に押し付けることで、間接的に労働者...

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