緊縮財政を我が国財務省だけの問題に矮小化してはいけない

財政健全化を目的とし、歳出抑制と消費税増税等歳入増加に勤しむ財務省バッシングが一部界隈で盛んに行われています。
例えばこれ。
https://www.sankei.com/premium/news/180414/prm1804140008-n1.html
無論、自国通貨と中央銀行を有しており、変動為替制度を採用している我が国おいては、財政健全化を目的にする必要もなければ、現在世間を騒がせている森友学園疑惑で露呈した公文書破棄等隠蔽体質は、十二分に批判に値するものであり、非常に深刻な問題と考えます。

しかしながら、財政健全化至上主義は財務省だけの問題なのでしょうか、また我が国だけの問題なのでしょうか。

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