経済が生き物であり続けるために

TV番組や雑誌のインタビューなどで、コメンテーターや経営者、政治家なんかが、「経済は生き物だから」と話すのを目にする機会が多い。このセリフを使いたがる人々の意図は様々で、経済活動のダイナミズムが醸し出す躍動感、次々と新しい商品やサービスを生み出すマーケットの鮮度などに対する期待感や驚嘆、あるいは、激変するマーケットに翻弄されることへの不安など、まさに千差万別だろう。だが、この言葉ほど真意や真髄を理解されぬまま多用されているものはない。
端的に言うと、経済が生き物であることを本当は理解せず、生き物であるはずの経済への接し方を学ぼうとしないまま言葉を発している者が多いということだ。経済が“生き物”であるのなら、
・十分な栄養を摂取できるだけの食事
・体調維持のための適度な運動
・社会的マナーを守らせるための適切な躾
が欠かせないだろう。しかし、この言葉を吐く...

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