①資本収支と経常収支

①資本収支と経常収支

国際収支は、資本収支と経常収支からなります。外国人が日本の資産(例えば国債や不動産)を買えば、外国から日本への貨幣の流入ですから、この取引の資本収支は貨幣の流入した分が黒字になり、日本人が外国の資産(例えば米国債)を買えば、日本から外国への貨幣の流出ですから、この取引の資本収支は貨幣の流出した分が赤字というように決められています。ただし、資本収支の赤字は他方に資産の取得があり、買った資産は日本の対外資産として手元に残ります。相手側には貨幣が手元に残り、相手側の対日資産となります。相手側の持つ対日資産は、日本の対外負債でもあり、相殺すると日本の対外純資産の変化は0になります。したがって、資本収支によって対外純資産が増減することはありません。経常収支は、貿易収支(貿易等)、サービス収支(観光等)、所得収支(配当や金利等)、経常移転収支(海外援助等)の4つから成ります...

ご支援くださる方はクリック→