②労働者のプライドは法律から生まれる

②労働者のプライドは法律から生まれる

そもそも、19世紀の資本主義の荒波の中で、マルクス主義以前の伝統的な社会主義は何と言っていたか。それは、労働者を人間として扱えと言って来たのです。労働者がみじめな生活をしなくても済むようにするには、労働者自身が、自分の労働力を高く売り、自らの運命を切り開けるよう交渉の出来る場が必要です。昔は、そうした、労働者が会社経営に意見を言うための労働組合があり、法律がこれを支えていました。発言の場を支えていたものも法律だったのです。よって、労働者は自分の会社を「俺の会社」と感じることが出来たし、社会に対しても胸を張って「俺の会社」と言うことが出来たのです。それは、突飛な感情でも何でもなく、権利から生じるプライドでした。株式は保有していなくても、会社は公器であり、国民のものであり、国民のものであることによって、存在が許されていたのです。株主が自分の力で会社を...

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