②個人金融資産は政府債務の結果であって原資ではない

②個人金融資産は政府債務の結果であって原資ではない

個人金融資産がどのように増えて行くかを考えたとき、最初の源流は通貨発行権の行使による政府支出であり、最後に行き着く先が個人金融資産であるという因果関係があります。直接金融(証券取引)では、例えば、個人が預金の中から株式投資をするとき、個人から株式を発行した企業へ預金が移動し、個人の手元には等価の株式が引き渡されますが、これは新たに生まれた個人金融資産となります。このとき、個人金融資産は増減しないのですが、企業金融資産は増加します。そして、企業金融資産は経済活動を通じて株主などの個人金融資産となり、このとき、企業金融資産は個人金融資産に転換され、個人金融資産が増加します。間接金融(銀行取引)では、信用創造によって預金が増え続け、個人金融資産が増加して行きます。政府支出が個人金融資産になって行く過程は次のようなものです。政府支出の乗数効...

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