⑦インフレなき政府債務拡大のゴールは財政の破綻ではなく格差の拡大

⑦インフレなき政府債務拡大のゴールは財政の破綻ではなく格差の拡大

インフレにもならず、そして、名目GDPが横ばいであるにも関わらず、政府債務が8000兆円にも拡大することは、何やらそら恐ろしいものを感じますが、この恐ろしさの行きつく先にあるのは、財政の破綻ではありません。それは格差の拡大です。インフレにしない為の手段は、市場からの貨幣量の回収ですが、この場合の貨幣は、「物価に影響を与える貨幣量」または「活動する貨幣量」のことです。インフレを抑制するために、国民は税負担をはじめとしてあらゆる負担を強いられていますが、その負担は、徐々に、富裕層から低所得者層に移されていますから、富裕層によるインフレ防止の欲求は、低所得者からの「活動する貨幣量」の回収、すなわち、低所得者への負担の増加に向けられることになります。国債の利払いの動きだけ抽出しても、そこに見い出せることは、国民が汗水たらして...

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