ポピュリズムより恥ずかしいこと

日経新聞のマーケット総合2面に「大機小機」なるコラムが掲載されていることをご存知の方も多いだろう。
当コラムは月~金の日替わりで別々の執筆者が書いているようだが、いずれも財政再建論者か構造改革主義者ばかりで、日経の社説の縮小版のような記事が目立つ。先日も「ポピュリストの時代」(執筆者:唯識)なるコラムが掲載され、参院選を控えての安倍首相による消費増税再延期の判断を採り上げて、世に蔓延る様々なポピュリズムを批判するような内容であった。執筆者の唯識氏は、過度なポピュリズムの例として、
①安倍氏が、民意を意識するあまり税と社会保障の一体改革を無視して消費税再引上げの延期を決めたこと(国民の6~7割が再延期に賛成)②アメリカ大統領選の民主党候補であるクリントン氏が、国内の労働者や中間層に配慮してTPP反対論に転向したこと(氏は元々TPP推進派)③中国政府が、国内のネット世論...

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