神聖視すべきは、通貨の信認ではなく、国民の生活であるべき

【政府与党の最重要課題は、経済成長ではなく財政再建】
現在、政府の経済財政諮問会議や自民党の財政再建に関する特命委員会では、財政再建のための聖域なき支出削減と増税強化が盛んに議論されており、政府に与党、財務省を加えた緊縮に向けた頑強な鉄のトライアングルが形成されている。 デフレ脱却の渦中にありながら、常識では理解できない逆噴射政策が何の反対もなくスルーされているのも、「日本の国債発行水準は世界的に見ても異常」とか「このままでは、財政破綻により通貨の信認が低下し、制御できないハイパーインフレを招く」という妄言が国民の信認を得ているからだろう。 【「通貨の信認」を担保するもの】
では、財政破綻論者が好んで使う「通貨の信認」とは、いったい何によってもたらされるのだろうか。 通常、信認された通貨とは、内にあっては適度な物価水準を維持し、外にあっては貿易の際に国際決済通貨(米ドル、ユーロ、円...

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