卑しい思考から生まれる言説は、整合性の取れないものばかり

2015年1~3月期の実質GDP(2次速報)が前期比1.0%(年換算3.9%)と1次速報時より上方修正(設備投資の異様な修正値のおかげ)されたこと、4月の機械受注統計が前月比3.8%と2ヵ月連続で増加したこと、さらに、昨今の株高と原油安傾向を受けて、“アベノミクスの成果が顕在化した”とか“デフレ脱却への道筋が見えた”と大騒ぎする連中が増えている。 だが、実態なきにわか景気に浮かれているのは、金融緩和さえ唱えておれば万事解決できると信じ込んでいる変わり者(リフレ派)だけではない。
6月10日に行われた第9回経済財政諮問会議の資料にも、誤った現状認識や経済認識の下に、更なる支出削減や改革を断行しようとする戯言が溢れ返っている。 会議に提出された「経済財政運営と改革の基本方針2015(仮称)」骨子案(未定稿)には、第1章の冒頭で、日本の経済財政の現状を鑑みて、「「三本の矢」の一体的な推進等に...

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