経済モデルは実社会を不幸にすることもある

はい、昨日は気合入れて書きすぎたので、今日は実際に経済モデルや理論を採用して実行した場合にどのようなことが起こるか?という一例を紹介しましょう。 主流派経済学の自由貿易礼賛を支える根本的な理論として「リカードの比較優位論」というものがあります。簡単に言っちゃうと比較優位な得意なもの、これに特化して各国が生産すれば、全体的な生産量が増えてみんなハッピーだよ?という理論です。これはよくワインと毛織物に例えて言われるんですが、日本で言うとこの論を使って「農業を高付加価値化して比較優位を!国際競争力を!」なんて議論にも使われます。要するに比較優位にある分野に特化することで、生産性があがる!なんですが、特化すると社会的問題が出てきます。 例えば日本では国土条件が悪く、あまり大規模農業に適しているとはいえません。北海道ですらなんとかオーストラリアなどと比較できる、という程度です。...

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