カネを貸せば景気が上向くという勘違い

金融の仕事、とりわけ「銀行業務」は、一般の人々にとって馴染みの薄いものだろう。「銀行員は3時にシャッターを下ろした後で何の仕事をしているの?」、「銀行って、困った人にはお金を貸したがらないよね」、「銀行なんて、担保さえあればいくらでもカネを貸してくれる」なんて考えている人は山ほどいる。銀行や銀行員にまつわる世間のイメージは様々で、中には、図星のものもあるが、まったくの誤解や周回遅れ気味の偏見でしかないものも多々ある。『日経新聞“春秋”(7/9)』http://www.nikkei.com/article/DGXKZO18649750Z00C17A7MM8000/「明治に入って、武士が給与として米や金銭をもらう仕組みは廃止された。代わりに士族が受け取ったのが今でいう国債だ。旧津軽藩士たちはその運用をしようと、銀行の設立を考えた。元家老の大道寺繁禎らが相談したのが、すでに銀行を開業していた渋沢...

ご支援くださる方はクリック→