西日本豪雨 得られた教訓は公助の重要性

 西日本豪雨に関して、「公助は財源に限りがあり限界があるので、今回の教訓を活かし自助・共助に重点をおくべき」というような意見が学者やメディア、政治家などから今後出てくることが予想されるので、前もって反論しておこうと思う。

  まず、「財源に限りがある」というのは事実に反する。日本国債は100%自国通貨建てで日銀が国債を買い取ればその債務は実質的に返済不要となるので、日本政府の財政破綻は絶対に起こり得ない。したがって、災害から国民を守るための公助への支出拡大は政府がその気になればインフレ率の許容範囲内においてはいくらでも可能なのだ。

   この事実を知らない者は、公助を無視して、今回の豪雨災害で避難が遅れ多数の死者が出たことや、被災地で深刻な水、物資の不足が発生していることについて、早めの自主的避難や個人の備蓄、非常持...

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