財政赤字は「将来世代の負担」なのか?

某国会議員作成のパンフレットから抜粋しました。
国の一般会計予算「歳入」の「公債金」をして、「将来世代の負担」とわざわざ吹き出しを付けていますが、何故このような曖昧な表現を用いるのでしょうか?かなり無理がある表現だと思いますので、記してみようと思います。 この議員を批難したいわけではありません。財政破たん論、公共事業無用論等、とにかく政府赤字を悪者とする論が席巻する現状では仕方ないとも考えます。

まずは、「将来世代の負担」――「将来世代への借金」という意味でしょうけど、マクロ的に見て、また現在と将来を結びつけて考えている時点で、この言説は成り立ちません。
なぜならば、国債発行により借金を行い、現在の経済的資源を利用したからといって、つまり現在の所有者から現在の債務者への経済的資源の移転であって、将来の返済を約束されたものであるとはいえ、将来世代から、経済的資源を調達するもので...

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