「衝動」に支配される世界②

今回は、過日ご紹介した著書『「衝動」に支配される世界』からの第二弾です。

現在の経済社会が個人の欲求を素早く、効率的に、かつ個人に合わせたやり方で満たすようになったことで、特に、個々人の精神面に如何様な影響をおよぼしているかを取り上げます。 抜粋です。
「ニコラス・カー(『ネット・バカ(青土社、2010年)』の著者)によると、問題はユーザーの好みにどんどん合わせようとするデジタル環境に潜んでいるという。オンライン環境には無限の機会が提供されている。クリックすれば、いつでも何か新しいものが見られる。文書や写真、その他のデジタルな情報だ。
この「新しさ」(および、それに付随する神経伝達物質)は、そのデジタルの情報そのものと同じくらい重要になる。カーは次のように記す。デジタル環境は「私たちを実験用のネズミに変える。ソーシャルな、あるいは知的な栄養が詰まった小さな餌を手に入れるために、...

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