真珠湾攻撃は、「戦略的には」大失敗だった

8月なので、大東亜戦争について振り返りたいと思います。特に、戦争のきっかけとなった「真珠湾攻撃」が戦略的に成功であったのか、失敗であったのか、論じたいと思います。 結論からいうと、戦術的(作戦的)には成功したが、戦略的(長い目で見ると)大失敗であった・・・と考えます。 大井篤氏の「海上護衛戦」から引用します。 引用P.72~73 真珠湾奇襲に驚き、そして憤慨したアメリカ海軍首脳部は、その当日、ただちに、次のような重大命令を発した。 「日本に対し無制限の潜水艦戦および航空戦を実施すべし」 (中略) 無制限潜水艦戦とは、船客や乗員の生命の安全などには一切おかまいなく、商船を手当たり次第に撃沈するという戦法である。元来、商船の船客や乗員は非戦闘員なのである。(中略)商船を撃沈する前に、その船客、乗員を安全な場所(ボートや陸地)に移さねばならぬというのが、国際法上の規定であった。 (中略) 不幸...

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