省益ファーストの怠け癖を糺すべき

国の施策を具現化するためには、法の整備と予算付けが欠かせない。高級官僚から末端に至るまで国家を動かす官僚たる者の仕事は、省令を含む法律の立案と予算獲得の二点に集約されると言ってよく、それを成し得るために、彼らは、ほぼ休暇なしの年間360日労働くらいの勢いで馬車馬のように机に噛り付いている。 官僚たちの勤労ぶりには敬意を表したいが、せっかくの職能スキルを、労働時間量の消化に費やすのではなく、その質の充実に使ってもらいたいものだ。 筆者も仕事柄、企業の資金調達や経営支援に係ることが多く、経済産業省や中小企業庁の中小企業支援メニューをチェックしているが、はっきり言って、どれも新鮮味に欠けるし、個々の支援内容もショボ過ぎる。 経産省の今年度イチ推しの目玉施策は、7月に改正施行された「中小企業等経営強化法」だ。 同法は、「中...

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