師匠と弟子7(短編小説)

(6章暴動の炎)関西人の公演に行き、関西人と師匠と、そして私は明け方まで飲んで、生まれて初めての二日酔いというものになってしまった。どうにも頭がガンガンするし、体がだるい。台所に行って冷たいお茶を何杯か飲んで、ようやく正気に戻り時計を見ると、思わず叫んでしまった。「やばいっ!」そう、すでに本屋のアルバイト開始時間、10時の5分前。携帯からすぐに師匠に電話をかける。「す、すいません!今起きたところでして…準備してすぐに向かいます!!」「あぁ、そうかい。どうせ二日酔いだろう。少し飲ませすぎてしまったかな。昼過ぎにでも到着したらいいさ。」「あ、ありがとうございます。できるだけ早めに向かいます」 そう言うと私は大急ぎでお風呂をためる。なんだか体からアルコールの臭がしていそうな、そんな気がしたのと、汗をかけばアルコールが抜ける、と何かで聞いたことがあったからだ。結局12時にバイト先の本屋...

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