いまの若者はいろんな機能が落ちている

いまの若者はいろんな機能が落ちている―思春期外来の医師が語る現代の若者像
最近の若者は」と年寄りじみた台詞を口にしたくはないが、若者のことがよくわからない。話も通じない。そう思っている人は少なくないだろう。だからこそ、若者を“さとり世代”“つくし世代”と名づけてなんとか理解しようとする。雑誌『AERA』でも「成長と競争なき社会を生きるU35のリアル」と題して、35歳以下の若年層についての特集が組まれ、その分析が試みられる。『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)を著し、若者の立場から若者を語る古市憲寿氏もメディアにひっぱりだこだ。そうしていろんな角度から考えても……「やっぱり若者のことを理解できない」と肩を落とすことになる。

時代の影響を受けて刻々と変化する若者の実態をとらえることはむずかしい。ゆえに“若者論”は絶えず語られつづけるが、「それでも、1980年以降に生まれた世代は、そ...

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