保守とは何だろうか(著者:中野剛志)

保守とは何だろうか
著者:中野 剛志

私がおすすめする一冊目がこちらです。
1970年代以降の新自由主義と保守が結びついた背景を分析し、それが本当に保守と呼べるのだろうか?という命題を探っていきます。
また18世紀の自由主義経済の時代に自由主義経済学と対立したコールリッジを引き合いに出し、彼がどのような保守思想によって自由主義経済と対立したのか、現代においても同じなのではないかと分析をしていきます。

そして本来の保守であれば新自由主義とは相容れないのだ、という至極まっとうで当たり前、だが証明が難しい結論を導き出しております。
これはコールリッジの研究書であると同時に、現代の日本人に鋭く語りかける名著だと思います。

内容的には「日本思想史新論」より平易な文体ですので読みやすく、すいすい一気に読んでしまいました。
中野剛志著、日本思想史新論もそのうち載せますがこちらは私の脳みそでは5回読んでようやく、詳細な内容が噛み砕けたという難しい本の印象でした。

このサイトに来られた方は少なくとも反新自由主義や保守といったものに興味があるかと思い、またそれを論理的に裏付けられる一冊かと思います。
初心者でも中々読みやすいのではないか?と思いますので手に取る機会があれば是非お読みいただきたい一冊です。

あの有名ブログ「国家戦略特区」blogのみぬさ よりかず様がより詳細にエントリーを書かれております。
「国家戦略特区」blog:保守とは何だろうか?←こちらです

一部引用

『古典と呼ぶべき名著』

中野剛志氏の著書「保守とは何だろうか」は平成25年10月に発売されました。当時は安部総理が8%への消費税増税を発表し、多くの保守派が信じていた「瑞穂の国の資本主義」の実現が音を立てて崩れ去って行くその最中での出版です。詭弁に次ぐ詭弁を繰返す安倍政権の「言語空間の乱れ」が危惧される今日、この「保守とは何だろうか」は古典と呼ぶに相応しい名著として大きな意味を持ちます。

引用終了


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