デフレ期の乗数効果は高い

デフレ期の乗数効果は高い

乗数は、初期投資のGDPにカウントされる割合と限界消費性向によって変わります。そして、限界消費性向は、デフレ不況期にはゆるやかに増加しているという統計があります。そうすると、デフレ期または不景気時は、乗数(効果)が大きくなることになります。
ところが、最近では、マクロ計量モデルを見ながら、デフレ期の乗数効果は低く、財政出動を続けているうちに、デフレ状況が改善され、インフレの兆しが出始めたころから乗数効果が上がって来るという、不思議な意見が出てきています。例えば、宍戸駿太郎先生のDEMIOSモデルでは、毎年、等しい額の政府投資が継続して行われた場合、つまり、1年目20兆円、2年目20兆円、3年目20兆円、4年目20兆円、5年目20兆円、合計100兆円の公共投資が行われた場合の乗数が挙げられているのですが、1年目1.49、2年目2.08、3 年目2....

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