リアリズムという名の思考停止

どうも日本人は「リアリズム(現実主義)」という言葉を結構ありがたがる風潮があり、それはなぜか?と考えると第二次世界大戦が影響している気がします。 つまり軍部の暴走があり、大東亜戦争を開戦して、そして敗戦に陥った。その過程において大本営のご都合主義的な作戦の立案、実行によって多くの日本人が犠牲になった反省、というような要素が強い気がします。そしてそれは決して「悪いこと」ではないのですけれども、リアリズムを標榜しながら「思考停止に陥ることがあり得る」というケースをお話したいと思います。 政治学で言えばリアリズム、現実主義とは理想主義との対義語であり、理想という名のイデオロギーを掲げる理想主義のほうが、思考停止に陥りやすいことは確かです。しかし現実主義においても日本では過去に「グローバリズムは止められない流れ」などという言説がまことしやかに流布されておりましたし、そしてそれは...

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