⑤公務員給与がGDPになるGDP統計の不思議 その2

⑤公務員給与がGDPになるGDP統計の不思議その2

政府においては、企業におけるような「純利益」が無いことから、行政サービスにかかった「原価」全てが「生産」ということになります。「原価=生産-純利益=中間財+人件費+利払い」ですが、純利益=0とすると、原価がそのまま生産になります。このように定義された政府の生産額を「仮の生産額」と呼ぶことにします。よって、政府の「仮の生産額」を計算するときは、「原価」を計算すれば良いことになります。政府の「仮の生産額」は「政府支出=政府最終消費支出+公的在庫品増加+公的固定資本形成」ということになります。よって、公務員給与は政府最終消費支出の一部ですから、本来支出であり、原価であるはずにも拘わらず、逆転して「生産」と見なされることになるのです。ただし、政府には企業などの民間では見られないタイプの不労所得があります。それは「生産・輸入品に課される税」...

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